世界中から集まった精鋭揃いの中から賞金100万ドルとラスベガスでのショーをかけて、最も才能あるエンターテイナーを決めるオーディション番組。今シーズンのオーディションはカリフォルニア州パサデナでCOVID-19によるロックダウン前に収録されていたが、ロックダウンを受けて収録を中断。その後、オンラインでのオーディションに切り替えるなど、ライブショーの方法を模索しながら、今シーズンも世界最高の才能を決める熱き戦いが繰り広げられる。
審査員はサイモン・コーウェル、ハウイ・マンデル。前シーズンで加わったガブリエル・ユニオンとジュリアン・ハフは降板し、新たにコメディドラマ『モダン・ファミリー』の女優ソフィア・ベルガラを迎える。また、ハイディ・クルムが審査員にカムバック。ハイディ・クルムは3月初めのオーディション収録中にCOVID-19に似た症状が出たため途中欠席。復帰するまでの代役は『モダン・ファミリー』の俳優エリック・ストーンストリートがゲスト審査員として参加した。なおハイディ・クルムは後の検査でCOVID-19の陰性を自身のSNSで明らかにしている。司会は引き続きテリー・クルーズ。
※今回初めての試みとなったリモート・オーディションでは審査員もそれぞれ自宅から参加。サイモン・コーウェルはパジャマ姿で審査員を務めるなど、普段見られない和やかな雰囲気で審査が進んでいく。
※例年ジャッジ・カット・ラウンドは4週にわたり放送されていたが、COVID-19の影響により今シーズンは1週のみに変更。撮影は6月22日にカリフォルニア州南部シミバレーの屋外で行われた。10組がリモートでパフォーマンスし、審査員はドライブインシアター風のスタイルで審査。ソーシャルディスタンスを保ち撮影された。
※準々決勝からのLive Showはユニバーサル・スタジオ・ハリウッドで開催。観客はモニターで360度。COVID-19の渡航制限でカリフォルニアに行けないパフォーマーは遠隔でパフォーマンス。
※E-バイクで転倒し大怪我を負ったサイモン・コーウェルに代わり、ケリー・クラークソンが代役で準々決勝1週目の審査員を務める。2週目はキーナン・トンプソン。その後、3週目から決勝まではサイモンを除く、ハウイ、ソフィア、ハイディの3人で審査。
※準々決勝以降のリザルト回のパフォーマンスでは、前シーズンの優勝者コーディ・リーやアッシャー、BTSが『Dynamite』を披露するなど豪華ゲストを迎えた。
※アメリカでは2020年5月26日~9月23日に放送。