刑事マードックの捜査ファイル シーズン1

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • この番組の視聴方法

エピソード

各エピソードには「ネタバレ」が含まれている場合がございます。
注意してご覧ください。

  • 第1話 欲望の犠牲(Power)

    トロント警察のマードック刑事は、オグデン検視官と科学の実演ショーを訪れていた。
    ショーは交流発電の導入に反対する直流発電派のトロント電力ガ、交流発電の危険性を明らかにする目的で主催したものだった。
    だが、実演の最中に“ミス・トロント電力”のアリス・ハワード嬢が感電死してしまう。
    直流発電の技術者フォークスは、交流発電を発明したニコラが装置に細工したと主張するが、ハワード嬢が妊娠していたことが判明し…。
  • 第2話 空白の5日間(The Glass Ceiling)

    警察会議でストックトン長官からその抜群の知識と推理力を見込まれたマードックは、警部職に応募することに。
    マードックとブラッケンリード警部が会議から戻ると署には全裸死体とメモが送りつけられていた。
    被害者はブラッケンリード警部と共に多くの犯罪者を刑務所送りにしてきた弁護士のパーシー・ポロック。
    医者で発明家のバーキンス医師の証言では、1週間前に馬車で町へ向かったそうだが、それを最後に行方不明になっていた。
  • 第3話 血のドレス (The Knockdown)

    英国女王の誕生日の夜、ボクシングの試合が開催された。
    しかし試合後、勝者の黒人ボクサー、エイモス・ロビンソンがホテルの自室で銃殺されているのが発見される。
    遺体の状態から至近距離による発砲だった。エイモスの妻ファニーは犯行を否定するも死体の横で銃を持っていたという目撃証言から容疑者として拘束される。
    ファニーのドレスに付いていた血痕が飛び散っていないことに気づいたマードックはファニーは無実だと確信する。
  • 第4話 死者からの伝言(My Dear Murdoch Elementary)

    敬愛するシャーロック・ホームズの生みの親アーサー・コナン・ドイルとの初対面に、マードックは興奮していた。
    だが、ドイルに連れていかれたのは、霊媒師サラ・ペンソールを中心に開かれる降霊会だった。
    そこで“殺されて埋められた”と訴える女性の霊からの伝言をペンソールは受け取る。
    頭から信用しないマードックだったが、ドイルと共に死体が埋められているとされる場所へ向かうと、そこには女性の遺体が埋められていた。
  • 第5話 揺らぐ信仰(Til Death Do Us Part)

    結婚式の直前、教会で新郎の遺体が発見された。被害者は地元の名家の次男ウェンデル・メリックで、身につけていた貴重品が盗まれていた。
    フランクス牧師の証言により、式の前に新郎付き添い人のローレンスがウェンデルと口論していたことがわかる。
    第一発見者である兄のトーマスによれば、ウェンデルは父親の遺言により結婚することが遺産相続の条件だった。
  • 第6話 愛と憎しみ(Let Loose The Dogs)

    パブの常連客ジョン・ディレイニーが店からの帰り道、何者かに襲われ命を落とした。
    警察が付近を捜索し泥酔状態の男を発見するが、その顔を見たマードックは言葉を失う。それはマードックが幼い頃に生き別れた父親ハリーだった。
    ハリーは賭博で大勝ちしたディレイニーのイカサマを疑い、パブで殴り合いになっていた。
    実父が容疑者であることからマードックは担当を外れることを望むが、代わりの刑事がいないため断られてしまう。
  • 第7話 隠された動機(Body Double)

    ブラッケンリード警部が「マクベス」を観劇中、天井裏から死体が落ちてきた。
    マードックは天井裏で見つけた被害者のジャケットから、刺殺の痕跡と建設ラッシュに関する新聞の切り抜きを発見する。
    劇場主で主演女優のステラ・スマートや他の団員に尋ねるが誰もが心当たりはないと言う。だが見つかった入れ歯から、死体はステラの前夫バージル・スマートだと判明。
    しかしステラは前夫の死因は心臓発作であり埋葬したと主張する。
  • 第8話 美貌の罠(Still Waters)

    複数のアザと傷のある死体が湖岸で発見された。王立ボートクラブのユニフォームを身にまとった死体の身元は、名門ハートレー家の息子リチャードだった。
    肺に水がたまっていたことから、オグデン検視官は溺死と断定。
    リチャードはボート競技の花形“エイト”のメンバーになったばかりで、前の晩はチームメイトが開催する歓迎会に参加していた。
    だがその後の行き先を知る者はいなかった。
  • 第9話 腹話術師の明と暗(Belly Speaker)

    妻の浮気に怒り心頭のポルクは浮気相手の部屋に怒鳴り込むが、そこで浮気相手であるグライムズビーの遺体を発見する。
    グライムズビーには一人息子ハーコートがいて、被害者の世話をしているとポルクはマードックに話す。
    そんな中現場に突然“奴はここにいる”という声が聞こえてくる。声のするクローゼットを開けるとそこには腹話術の人形と被害者の息子ハーコートがいた。
  • 第10話 高慢の反抗 (Child’s Play)

    ニカワ工場の敷地内で、経営者のハワード・ロックウッドが遺体で発見された。
    ロックウッドはイギリスの貧しい子供たちの就労を支援する施設ベイカー・ハウスに多額の寄付をするなど慈善家として知られていて、人から恨みを買うような人物ではなかった。
    現場の足跡と遺体の傷の位置から犯人は小柄な人物であることがわかる。
    マードックは工場で働く子供たちが事情を知っているとみて話を聞こうとするが警戒され逃げられてしまう。
  • 第11話 運命の矢(Bad Medicine)

    グレイソン脳科学研究所の創立者、フランシス・グラウト博士が胸に矢が刺さった状態で発見され、近くの岩に”WY“の文字が残されていた。
    署へ戻ったマードックは、博士の殺害を霊視したという霊能者サラから、犯人は黒い頭巾を被った死神のような姿だったと聞かされる。
    マードックは博士が担当していた3人の患者と出会う。3人とも事件前にグラウトに会っていないと話すが研究所内で黒頭巾を被った不審者を目撃していた。
  • 第12話 暗殺計画(The Prince and the Rebel)

    ビクトリア女王の孫アルフレッド王子がトロントを訪問、その警護をマードックらが担当することに。
    王子の補佐官ジェニングスは“ブラザーフッド”ことアイルランド共和主義同盟が王室の誰かを狙っているという情報を得たと警告する。
    同じ夜、公園でマギー・ギルパトリックの遺体が見つかるが、その指にはブラザーフッドの証である指輪がはめられていた。
    遺体の確認に来たマギーの父親は、肩の入れ墨が娘のものとは違うと主張する。
  • 第13話 火星からの陰謀(The Annoying Red Planet)

    谷あいの町ルージュ・バレーで木工職人ガストンの遺体が発見された。
    遺体は高い木に首を吊られた状態だったが、周囲には足跡一つ残っていなかった。
    捜査を開始したマードックはガストンの工房を訪れる。そこには天体図や奇妙な観測記録が残されていて、ガストンは火星に生命が存在すると考えていたことが伺えた。
    捜査が混迷する中、内臓を抜き取られた牛の死骸が新たに発見される。そして遂には2人目の犠牲者が…。