LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン23

エピソード
各エピソードには「ネタバレ」が含まれている場合がございます。
注意してご覧ください。
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第1話 帝国の反撃(And the Empire Strikes Back)
公営住宅への入居を望むシングルマザーを狙った性的人身売買を主導しているのが“尊厳ある生活(プラウド・ライフ)”の代表カタリーナ・マチャドだと判明した。
彼女が便宜を図った権力者の中にハワード下院議員の名が浮上し、彼を逮捕するためおとり捜査を決行する。
ガーランド警視正を疎ましく思うマクグラス警視総監は、捜査から警視正を排除しようとし、記者会見にも呼ばない。
オリビアは不審な車に当て逃げされてしまう。 -
第2話 陰の首謀者(Never Turn Your Back On Them)
性的搾取の人身取引でハワード下院議員が起訴されたあと、証言するはずのカタリーナ・マチャド博士とオルティスが自殺に偽装されて殺され、ポーリーも刑務所内で暴行を受け殺される。
被害者のローザには脅迫電話が、未成年のジェナも自宅に侵入者が現れて逃げ出す。
ハワード議員が手を引いているとSVUはにらむが、議員本人は政敵による選挙妨害だと主張する。
ジェナの異変に気づいていた母親は夫に内緒でSVUに相談する。 -
第3話 味方の裏切り(I Thought You Were On My Side)
ブロードウェーを目指す歌手のタラ・ライリーがクラブのオーナーのゲイブ・ナヴァロの誕生日パーティーで性的暴行を受けたあげく店内の階段から突き落とされて脊椎を損傷してしまう。
客も店員もナヴァロをかばい、何も見ていないとしらを切る。
過去の別の事件でもナヴァロのDNAが検出され、いよいよ大陪審という状況でオリビアは組織犯罪特捜班に呼び出される。そこに現れたのはFBI捜査官とステイブラー刑事だった。 -
第4話 2人の犠牲者の物語(One More Tale Of Two Victims)
シングルマザーのクリスタルが3歳の息子の目の前でレイプされた。
指紋からアイス売りのトラビスが捜査線上に浮かぶが、面通しで特定できず確たる証拠もなかった。恋人はいないと言っていたクリスタルの部屋から3人分の精液が出て、マクグラス刑事局長は捜査に消極的に。
しかし警視の娘でシングルマザーのペギーも幼い娘の前でレイプされる。
一方、ベラスコ刑事がSVUに配属されるが、フィンたちは刑事局長のスパイだと疑う。 -
第5話 インフルエンサーの王国(FAST TIMES @DIGGYSPENTHOUSE)
インフルエンサーが共同生活を送り動画配信を続ける「ウィールハウス」という場所でTikTokで人気のダンサー、ウィラ・バルトラがレイプされた。
ウィラは加害者であるインフルエンサーのテートとリアムを告発する動画を配信。
ハウスを運営するディギー・ウィーラーは謝罪するが、テートたちはウィラに撤回の動画を配信するよう強要。なんとか起訴に持ち込むが、彼らは自分たちの主張を動画で配信するため裁判に支障をきたす。 -
第6話 過去の清算(The Five Hundredth Episode)
遺伝学者になったアマーロがSVUを訪れる。
今は企業でDNA鑑定の仕事をしており、冤罪事件専門の作家に頼まれて過去の事件の証拠を再鑑定しに来たという。1996年に15歳のヘイリー・ウエストがレイプされて殺害された事件で、恋人のイアン・リドリーが自白して有罪となったが、自白の信ぴょう性に疑いがあった。
アマーロに続いて作家もやってくるが、それはベンソンが16歳の時に付き合っていたバートン・ローだった。 -
第7話 消された女性たち(They’d Already Disappeared)
路上暮らしのタニアが消息を絶つ。姉のダリアから相談を受けたSVUが捜査するが手掛かりが見つからなかった。
そんな中、タニアの友人ビューティも行方不明になる。同じエリアで過去にも売春婦や依存症の女性たちが姿を消していたが、所轄でまともに捜査されていなかったことが判明。
タニアに似た女性が含まれていたことから、連続犯の可能性が浮上する。
女性たちの面倒を見ていたレストランの店主カントリーに容疑がかかるが・・・。 -
第8話 ドリルシティーの悪夢(Nightmares In Drill City)
17歳の少女トーリは人気ラッパーの"G"と、同世代のジャスミンと共に別のラッパーのマイクの家へ向かっていた。
マイクの弟クリスがトーリに好意を寄せていることを利用し、メールで誘惑したのだ。家に到着するとGが押し入り銃撃戦となり、足を撃たれたトーリは置き去りにされる。
後に逮捕されたGとジャスミンは「トーリが計画した」と供述するが、病院に運ばれたトーリの体には継続的に暴行を受けた痕跡があった。 -
第9話 リチャード・ウィートリー裁判始まる(People vs. Richard Wheatley)
キャシー・ステイブラー殺害の黒幕とされるリチャード・ウィートリーの裁判が始まった。
これまで弁護士を変えることで裁判を延期させてきたウィートリーだが、今回はかつてのSVUの検事補バーバを弁護士として雇った。
検察側の証人に対し、バーバとウィートリーは心理戦を仕掛け証言の矛盾をついていく。
証言台に立ったステイブラーはバーバの挑発に乗ったふりをしてウィートリーの関与が疑われる数々の事件を暴露していく。 -
第10話 憎悪に満ちた聖夜(Silent Night, Hateful Night)
クリスマスイブの夜、NY市内で憎悪犯罪が多発。SVUは憎悪犯罪班を手伝う。
憎悪犯罪班の新任の警部はかつてSVUにいたデクラン・マーフィーだった。
捜査を進める中、シナゴーグへの投石とユダヤ系男性への暴行は黒人の少年の直情的な犯行だと分かる。しかし、シク教徒が刺された件やハラール料理店の放火は、もっと政治的主張のある人物の仕業と思われた。
やがて、モスクが爆破されるというさらに凶悪な事件が発生する。 -
第11話 消えない炎(Burning with Rage Foever)
8歳の少年ティノが誘拐されレイプされた。父親の弟であるカルロスは自分が留守を預かっていた間に起きた事態に胸を痛める。
その後、犯人であるマートウが股間などを刺された状態で発見される。SVUはティノの父親やカルロスによる復讐の線で捜査開始。推理どおりカルロスの犯行と判明。
マートウの卑劣な行為が明らかになったことで、カルロスはむしろ英雄視されていく。彼の証言が決め手となりマートウは終身刑になるのだが… -
第12話 レインボー戦士(Tommy Baker’s Hardest Fight)
格闘家トミー・ベイカーとキキ・“キラー”・アルヴェスの再戦前日、計量会場でトミーはいつもと違い興奮した様子。
翌日、試合に現れず暴行を受けた状態で発見される。彼の携帯にはゲイ向け出会い系アプリがインストールされており、性的暴行を受けた形跡があった。
彼には妻クリッシーがいるが、彼女は夫がゲイであること受け入れていたと言う。トミーの交際相手であるフィル・ディアスの存在も知っていたのだ。 -
第13話 18年目の真相(If I Knew Then What I Know Now)
実母のミシェルと対面し、自分がレイプで生まれたと知ったアシュリーは、レイプ犯である実父を捜してほしいとSVUに依頼する。
一方、ミシェルはレイプされた状況を覚えておらず捜査を望んでいなかった。ベンソンの説得で捜査に同意するが、有益な情報がなく捜査は難航。
しかし、18年前にパーティーが開かれた家が見つかり、事件は新たな局面を迎える。
交際中のカリシとアマンダは、関係を公表するかどうかで意見が対立する。 -
第14話 話術の落とし穴(Video Killed The Radio Star)
慈善パーティーに出席したベンソン。その会場の別室でラジオパーソナリティーのボブが人妻のエレンをレイプした。
翌日、エレンと夫のミッチがSVUに相談に来るが、ミッチは触られただけだと思っており、エレンは騒ぎにしたくないという。
エレンの協力を得ずに証拠をつかむため、ロリンズが人妻を装い、おとり捜査を開始。
ロリンズは首尾良くボブと2人きりになるが、突然ボブが過去の殺人を告白し始め、事態は急変する。 -
第15話 若きエリートたち(Promising Young Gentlemen)
ハドソン大学に通うアナベルがレイプされた。同じ大学に通うカリシの姪ミアは事実を知り、SVUに救いを求める。
犯人とされるのは伝統のある男子学生の友愛会「ビショップ・クラブ」のメンバーだった。ベンソンたちは組織的犯行と断定。
同クラブのOBである憎悪犯罪班のパーラト=ゴールドスタイン刑事の協力を得て一斉摘発に踏み切る。
その後、ビショップ・クラブへの抗議デモを行ったミアたちが彼らに襲撃されてしまう。 -
第16話 マッチングアプリのワナ(Sorry If It Got Weird For You)
マッチングアプリの会社、ミスター・ライト社が新たなアプリを公開した。CEOのジャクソン・ライトが社員の前でスピーチをするが、アシスタントのリサは浮かない顔。
同社のアプリを利用したベラスコ刑事は偶然リサとマッチし、一緒にバーで飲んで彼女を家まで送り届けるが、酔ったリサは彼に襲われたと勘違いしパニックを起こして階段から転げ落ちる。
オリビアが事情を尋ねると、ジャクソンにレイプされたと訴えるのだった。 -
第17話 奪われた夢(Once Upon A Time In El Barrio)
恩人であるダニエル神父から、行方不明になった少女たちを捜してほしいと頼まれたベラスコ。
バレリア、ソフィア、マリベルという3人の少女が人身売買組織に騙されて、フアレスからNYへ連れていかれたのだった。
SVUが捜査に乗り出した矢先、身元不明の少女の焼死体が見つかり、所持品からマリベルだと判明する。
組織につながる手掛かりはなく、焦燥感にかられたベラスコはベンソンの命令に背いて独断で動く。 -
第18話 高速道路のレイプ魔(Eighteen Wheels A Predator)
嵐の夜、セントラル・パークを1人で歩いていたケイラがレイプされた。
翌朝、意識不明の状態で発見。その近くには脱がされたジーンズが丁寧に畳まれて置かれており、財布がなくなっていた。
SVUは事件当夜にケイラに言い寄っていたバーテンダーのダスティンを薬物所持で別件逮捕。
家宅捜索の末、ケイラの財布を発見する。さらにレイプ検査で口内から採取されたDNAもダスティンと一致し、容疑は固いと思われたが…。 -
第19話 刑事の矜持(Tangled Strands Of Justice)
セントラルパークの湖で若い女性の骨が発見された。報道を見たガーランドは、新任の頃に関わった行方不明事件の被害者アレサ・グリーンではと考え、ベンソンに再捜査を頼む。
一方、裕福な男性から高級腕時計を盗んだとして逮捕されたケンダルを名乗る女性。偽名を使っていたにもかかわらず、なぜか重大犯罪班は彼女をリビー・ブランドンだと特定し逮捕に至る。実はリビーは、1年前に起きた残忍なレイプ事件の被害者だった。 -
第20話 奇跡を信じた?(Did You Believe In Miracles?)
14歳のベス・リーの行方が分からなくなった。両親は「教会の奉仕活動にルーク・デイビスが連れていった」と言うが、活動の現場に2人の姿はない。
警察は誘拐事件と断定し随分前から娘が狙われていたことを両親に伝えると、母親は自分のせいだと打ち明ける。リー夫妻にはルークとの間にそれぞれ秘密があったのだ。
ルークと山小屋で一緒にいるところを発見されたベスは「誘拐ではなく神のご意志だ」と帰宅を拒絶するのだった。 -
第21話 主よ、罪を許したまえ(Confess Your Sins To Be Free)
主婦のオードリーがレイプされた。彼女は浮気をしており、そのことを教会で告解した直後の被害だった。捜査を始めたSVUは告解を聞いた神父2人のうち、どちらかが事件の鍵を握ると判断。
その1人ダフィ神父はカリシ検事補の幼なじみだった。カリシが説得を試みるも、ダフィは告解の秘匿義務を理由に証言を拒む。
おなじころオリビアの初恋の相手で性的搾取に問われたバートンが再び現れる。被害女性たちに償いたいと言うが…。 -
第22話 ラストオーダー(A Final Call At Forlini’s Bar)
デリアという女性がパトカーを殴り、制服警官と揉めているところをロリンズが救う。デリアは長年夫からのDVに苦しめられており、その直前にもレイプされたばかりだった。
ロリンズはデリアにDVから逃れるためには夫をレイプで告発すべきだと勧める。
その後、SVUが夫のタイを逮捕するが、レイプ罪での訴追には踏み切れず、タイはすぐに自由の身に。デリアは接触を禁止されているにもかかわらずタイと連絡を取ってしまう。