LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン22

エピソード
各エピソードには「ネタバレ」が含まれている場合がございます。
注意してご覧ください。
-
第1話 無自覚な差別(GUARDIANS AND GLADIATORS)
セントラルパークでエリックという青年が頭部と下半身から血を流し倒れていた。現場にいた白人女性コリーンはジェイボンという黒人男性が犯人と指摘。野次馬が集まる中、ベンソンとフィンは騒ぎが大きくなることを恐れジェイボンを連行する。
その様子を撮影するビデオが流出したことでSVUは市民の非難にさらされる。その後、潔白が証明されたジェイボンがSVUを訴えたことがエリックの事件にも影響を及ぼすのだった。 -
第2話 ドワイトとアイリーナのバラード(BALLAD OF DWIGHT AND IRENA)
ある日SVUの捜査官たちは、通報を受けて駆けつけた先でアイリーナという女性が倒れているのを発見する。アイリーナの恋人ドワイトは粗暴な男で、アイリーナの息子ウィルを虐待しているという疑いも浮上していた。
しかしアイリーナもウィルもドワイトの暴力を否定。証拠不十分でドワイトは野放しのままとなる。その夜、アイリーナ宅の近所から再び通報が。アイリーナを案じたSVUが駆けつけると倒れていたのはドワイトだった。 -
第3話 藪の中(REMEMBER ME IN QUARANTINE)
1ヵ月ほど前から行方不明だという、イタリア人留学生マリアを探してほしいと、ロッシ警部補から協力を求められたベンソン。マリアがルームシェアしていたアパートを訪ね、同居人から話を聞くと、彼女は感染を恐れて皆と距離を取っていたが、突然いなくなったという。
部屋を調べると、漂白剤で血を拭きとった跡が見つかる。さらに近くのレストランの冷凍庫で彼女の遺体を発見。同居人たちから話を聞くが、次々にウソが発覚する。 -
第4話 法と自警のはざまで(SIGHTLESS IN A SAVAGE LAND)
SVUにアンバー警報が通達される。13歳の少女ニディアがトラックに押し込まれるのを見たと養父のエイジェイ・シャーマが通報したのだ。
彼は児童保護局に勤務のベテランで何人もの養子を受け入れている。彼はニディアとケンカし、彼女が家を飛び出したと証言するが、発見され病院へ運ばれたニディアは妊娠しており、赤ん坊の父親は養父だと主張する。
レイプで逮捕されたエイジェイの罪状認否に、実父のミッキーが現れる。
-
第5話 幻の恋人(TURN ME ON TAKE ME PRIVATE)
性的なネット配信で利益を得ているゾーイ・カレラがレイプされた。配信を観ていたユーザーが通報したことで事件が発覚。
素姓を隠して配信しているゾーイは起訴に消極的だったが、ベンソンたちに説得され捜査に協力する。配信を装ったおとり捜査でファンの1人ゲイブ・ミラーの犯行と分かった。
しかし逮捕されたゲイブは演出の一環だったと主張。最終的には司法取引の内容に納得せず、自らが弁護士として裁判に臨むのだった。
-
第6話 証言の力(THE LONG ARM OF THE WITNESS)
あるレイプ事件の裁判がサフォーク郡で開かれた。判事のギャラガーは被告人に同情的な態度を示して公訴を棄却し、直後にニューヨーク州検事総長への立候補を表明する。
その支援者の中には被告人のおじであるトムの顔があった。トムとギャラガーは大学時代からの友人だったのだ。
SVUはサフォーク郡での判決を覆すためにギャラガーの過去を探り、ギャラガー自身が大学時代にレイプの疑いを掛けられていたことを突き止める。 -
第7話 落ちた信頼(HUNT, TRAP, RAPE, AND RELEASE)
窓から侵入した男にレイプされる事件が発生。被害者は両手を祈るようなポーズで縛られ、“いい子にしろ”と脅されていた。
ブロンクスでも同様の手口での事件が、この1年で6件起きていたことが判明。元重要事件捜査班のバレク警部補が指揮を執るブロンクスのSVUと共同捜査することになるが、担当刑事のモルドバンは気に食わない。
何の手掛かりもないため再度、被害者に話を聞くことにするが、新たな被害者が出てしまう。 -
第8話 過去からの脱却(THE ONLY WAY OUT IS THROUGH)
2000年にレイプ被害に遭った姉妹アニカとイマニ、2014年にレイプ裁判で証言した被害者ノラが、それぞれ犯人と対峙することになった。
姉妹は修復的司法を適用して犯人のダリル・クラークに気持ちをぶつけ、ノラは服役中のジミー・ガンの仮釈放審査に臨むのだった。
一方、キャットのいとこリリーがSNS界の有名人エグゼビア・ガルシアに襲われたとSVUに相談を持ちかけ、証拠をつかむためにおとり捜査をすることになる。 -
第9話 再会(RETURN OF THE PRODIGAL SON)
ベンソンが車の爆破事件に出くわした。被害者はかつての相棒ステイブラーの妻キャシーだった。思いがけず10年ぶりの再会を果たしたステイブラーとベンソン。
ステイブラーはSVUを去ってから、ローマでNY市警の調整役として働いていた。
現場付近で行われていたデモ活動の参加者ジェイコブが容疑者として浮上。彼はパトカーに火炎瓶を投げつけていたが犯行に使われたのは精巧な爆弾だった。
一方、キャシーの容体が急変する。 -
第10話 変態ホテル(WELCOME TO THE PEDO MOTEL)
性犯罪の前歴者が多数暮らしている”変態ホテル”の近くで17歳の少女セランダが行方不明に。
SVUは、セランダと同じピザ店に勤めているホテルの住人ロニーを疑って聴取するが、ロニーは関与を否定。前歴の犯罪も実は潔白だと主張する。15歳の少女と真剣な交際をしていたのにもかかわらず、相手の親が訴えたというのだ。
やがてセランダが遺体で発見。ロニーはアリバイが不確かだったこともあり、第一容疑者となるが・・・。 -
第11話 届かない声(OUR WORDS WILL NOT BE HEARD)
活動家のニコールから妹のサラが行方不明になったと相談を受ける。
サラには車椅子のアリシアという恋人がいて、実は2人は何者かに誘拐され、その後アリシアだけ解放されたことが判明。
ダークウェブで”クルー23/2”を名乗る男2人が、サラをオークションにかけていた。生配信が始まる午前0時のタイムリミットまでにサラを救出すべくSVUは全力を尽くす。
一方、ジェイボンが新しい弁護団を雇いベンソンは窮地に立たされる。 -
第12話 コロナ禍の窮地(IN THE YEAR WE ALL FELL DOWN)
レストランを経営するバネッサ。コロナウイルスの感染拡大と共に経営が困難になっていく。
音楽家の夫は職を失い、大学生の息子も寮の閉鎖をきっかけに大学を中退。追い打ちをかけるようにバネッサの母親がコロナを発症し、面会できないまま病院で亡くなってしまう。
店の立ち退きまで迫られたバネッサは追い詰められ不動産仲介業者を人質にとり、店に立てこもる。店の常連で偶然通りかかったオリビアが説得を試みる。 -
第13話 モーテル連続怪死事件(TRICK-ROLLED AT THE MOULIN)
富豪のエグゼビア・ガルシアが安モーテルで死亡した。死因は薬物の過剰摂取。直前まで一緒にいた売春婦たちに疑惑の目が向く。
続けて別のモーテルで投資家のポール・ランドリーが同様の状況で死亡。そのモーテルはベンソンの弟サイモンが薬物の過剰摂取で死亡した場所だった。サイモンとの関係に悔いを残すベンソンは一連の事件の犯人がサイモンも殺したと見て捜査を始める。
その直後、またしてもモーテルで同様の事件が発生する。 -
第14話 サイコパスの暴走(POST-GRADUATE PSYCHOPATH)
2013年にSVUの担当事件でサイコパスと診断され、10歳で精神科施設に入れられたヘンリー・メスナー。
事件から8年が経ち、家族の要望と精神科医の後押しもあって家庭裁判所はヘンリーの退所を認める。しかしヘンリーは退所するなりかつての担当医の娘リビーをレイプ。
さらにロリンズの娘ジェシーに接触するなど暴走を始める。SVUがヘンリーの実家を訪れると、ヘンリーの父、継母、母親違いの弟は殺害されたあとだった。 -
第15話 夫婦の闇(WHAT CAN HAPPEN IN THE DARK)
ガーランド警視正の隣人で、工事現場で働くアンディが自宅で倒れる。職場でケンカしたと言うが性的暴行された痕跡があった。
捜査への協力を拒むアンディだったが、ベンソン警部が話を聞いた際に、彼は女性から虐待を受けたと口を滑らせる。
アンディの妻ダイアナに容疑がかかるが、SVUが捜査に乗り出す前に、DVを受けたと彼女から通報が入るのだった。彼女は首を刺され、アンディは自分が刺したと答えるのだが…。 -
第16話 羊の皮を着たオオカミ(WOLVES IN SHEEP'S CLOTHING)
シェルターに移ったローザ・エストラーダは息子フェリペのためにも公営住宅に移りたいと望んでいたが、なかなかうまくいかない。
そんな時、シェルターの前で警備員に声をかけられ社会福祉士を紹介してもらい、運よく快適な部屋を得ることができた。
しかしその見返りに性的奉仕をすることが条件だった。彼女の他にもシングルマザーが標的にされ、大規模で組織的な性的搾取の人身取引が行われているのだった。