マダム・セクレタリー シーズン4

エピソード
各エピソードには「ネタバレ」が含まれている場合がございます。
注意してご覧ください。
-
第1話 フェイクニュース(News Cycle)
大学の寮に入るアリソンの引っ越し準備に追われるマッコード家だったが、国連総会に出席するエリザベスは娘の旅立ちに付き添えないことに罪悪感を抱く。
かねてよりエリザベスに面会を求めていた東ティモールの外務省官僚が国連本部で突然死し、彼女が殺害したというフェイクニュースがネット上で拡散される。
CIAで働くことになったヘンリーはディミトリを諜報員にしようとするが、姉のタリアは彼の健康状態に懸念を抱いていた。 -
第2話 リビアでの交渉(The Record)
リビアへの支援計画を成功させたいエリザベスは、内戦を終わらせるための和平合意をまとめるべく非公式に戦闘地域へ乗り込むことになる。
だが、移動中に起きた交通事故で現地の少女に重傷を負わせてしまい、和平交渉も思うように進まない。
CIA特別行動部の一員に迎えられたディミトリは早速任務に取りかかるが、同僚たちを不安にさせる態度を取ってしまう。スティーヴィは家族や仕事のことでジャレスと言い争いになる。 -
第3話 大切なこと(The Essentials)
会計年度の終了が迫る中、ダルトン大統領と議会は暫定予算案を巡って協議を続けていた。
モレホン上院議員は政権側の提案を受け入れようとせず、予算不成立による政府閉鎖の可能性が濃厚になる。
レバノンの難民キャンプで暴動や感染症の脅威が増し、エリザベスは電力の供給によって問題を解決すべく策を巡らせる。
ヘンリーは行方をくらましたディミトリを捜す。息子から頼み事をされて奔走するナディーンは、ある決意をする。 -
第4話 政府閉鎖(Shutdown)
暫定予算案不成立による政府閉鎖が続く中、モレホン議員は一向に対立姿勢を崩さない。業を煮やしたラッセルはエリザベスに記者会見を開かせて反撃を試みるが、さらなる逆襲に遭ってしまう。
一時解雇を免れたジェイとブレイクは仕事に追われ、エリザベスは新しい首席補佐官を決められずに悩む。
ヘンリーはロシアの工作員に関する情報を求めて入院中のディミトリを訪ね、ジャレスは暇を持て余すスティーヴィを英国に誘う。 -
第5話 好ましからざる人物(Persona Non Grata)
人身売買撲滅のためのサミットがキルギスで予定されていたが、功労者の米国大使が突然“好ましからざる人物”に指定され国外追放に。その原因が予想外のスキャンダルだったためエリザベスは頭を抱える。
ヘンリーが率いるCIAの特別行動部はロシアによるアフガン政府への浸透を懸念し、現地での諜報作戦を計画する。中間試験の課題制作を控えているはずのアリソンが頻繁に帰省するため、エリザベスとヘンリーは心配する。 -
第6話 人質政策(Loophole)
アフガニスタンでタリバンに誘拐されたCIAエージェントを救出すべく、米国政府はあらゆる選択肢を検討していた。ヘンリーはテロリストと交渉しない基本方針に納得できず、現実にそぐわない人質政策を見直すべきだと大統領やエリザベスに訴える。
新しい政策顧問の選考が進む中、職場での立場が変わったジェイとマットの関係がギクシャクする。スティーヴィは婚約解消を両親に報告し、ジャレスの部屋に荷物を取りに行く。 -
第7話 永久凍土(North to the Future)
ロシアの反体制派で環境活動家のマルケヴィチが亡命を求めて米国に来るが、根絶されたはずの天然痘にかかっていることが判明して隔離される。感染封じ込めのためにロシアと手を組みたいエリザベスは、政界を引退して今は農業にいそしむキャット・サンドヴァルに助言を求める。
ガールフレンドができて幸せなジェイソンを家族はほほえましく見守っていたが、学校から成績悪化の連絡が来てエリザベスとヘンリーは動揺する。 -
第8話 報道の力(The Fourth Estate)
薬物過剰摂取による死者の激増に憤るダルトン大統領は、メキシコで服役中の麻薬王マシアスを米国の重警備刑務所に移送させるようエリザベスに命じる。
メキシコ政府の腐敗やカルテルの罪を追及するジャーナリストがマシアスの独占インタビューに成功するが、命を狙われる。 政府内に潜むロシアのスパイを捜すヘンリーは議会8人衆に罠を仕掛ける。
ブレイクはDCにやってきた両親に自身のキャリアを否定されて反発する。 -
第9話 たくらみのパーティー(Minefield)
対人地雷の使用禁止と完全廃棄を義務づける条約への批准を目指すエリザベスは、上院の承認を得るための票集めに奔走する。
ラッセルの勧めによりマッコード家でのクリスマスパーティーが企画されるが、急きょ準備を任されたスティーヴィは非協力的なエリザベスにイラ立つ。
上院院内総務のカーペンターがロシアに機密情報を流している証拠をつかむべく、ヘンリーのチームはFBIと連携して秘密裏に捜査を進める。
-
第10話 女性の権利(Women Transform the World)
アフガニスタンでの大規模軍事作戦の準備が進む中、タリバンが和平交渉に応じる姿勢を見せているとの情報がもたらされる。このまたとないチャンスをつかむべきだとエリザベスは主張するが、タリバン側が提示した条件を巡って国家安全保障会議メンバーの意見が割れる。
ヘンリーはロシアの諜報員を寝返らせるため、リスクの高い方法を取る。
職場復帰したデイジーは、ジョセフの母親に孫の誕生を知らせることを決意する。
-
第11話 養子縁組停止措置(Mitya)
ロシアのサルニコフ大統領はアフガニスタンの和平合意に反発し、米国人家族とロシア人孤児の養子縁組制度を停止すると宣言。
養子家庭のサポートに力を入れてきたハースト副大統領は問題の解決に意欲を見せるが、エリザベスを次期大統領選でのライバルと見なすあまり外交政策に背く行動を取る。
ディミトリの身に危険が迫っていることが判明し、それに伴ってスティーヴィとの交際がヘンリーとエリザベスの知るところとなる。
-
第12話 ダルトンの怒り(Sound And Fury)
ブルガリアの米国大使館で起きた異変によって、多くの外交職員が体調不良を来す。ロシアの攻撃だと確信したダルトン大統領は、軍事力による報復を宣言し、国家安全保障会議メンバーの反対にもかかわらず強硬姿勢を崩さない。
ラッセルとエリザベスは彼の精神状態を疑い、副大統領と閣僚たちに前代未聞の相談を持ちかける。
マッコード家では、自分だけ子供時代のアルバムがないと知りジェイソンがショックを受ける。
-
第13話 聖霊の予言(Reading the Signs)
エリザベスとハースト臨時大統領は、インド洋での影響力を強めるためにスリランカと貿易協定を結ぶべく交渉を続けていた。だが大統領から絶大の信頼を得る占い師の助言と、さらには中国の横やりによって協定の締結が危ぶまれる。
アリソンはルームメイトのルシンダが起こした事件に責任を感じて落ち込み、両親を心配させる。
アフガニスタンのタリバン対策に限界を感じたヘンリーは、自身のキャリアに関する重大な決断をする。
-
第14話 自分らしい生き方(Refuge)
国務省スタッフはアブハジアで迫害に遭っているLGBTQの市民を米国に亡命させるべく動いていたが、反発したラコバ大統領が国境を封鎖。
ジェイとキャットは支援団体と手を組み、失敗すれば近隣同盟国との関係を壊しかねないリスキーな救出計画を実行する。
将来について悩むジェイソンは叔父のウィルに相談を持ちかける。
マットは雑学クラブにブレイクを誘い、ベイカー大尉と共にパブのクイズ大会に挑戦する。 -
第15話 名前を奪われた人々(The Unnamed)
軍事独裁が続いたミャンマーで50年ぶりに民主的に選出されたカイン新大統領が自由勲章授与式のために渡米。
それと時を同じくして、同国のイスラム系少数民族ロヒンギャの人々が迫害されてバングラデシュに押しかけているとの知らせがもたらされる。
ダルトンは医師から完治のお墨付きを得たものの、自身の能力に自信が持てず大統領職への復帰をためらう。
モーリーンがマッコード家を訪れ、ヘンリーに対する遺恨を告白する。 -
第16話 因縁と許し(My Funny Valentine)
1998年に起きた在ウガンダ米国大使館爆破テロ事件の追悼式典が近づき、当時CIAでアルカイダの調査を担当していたエリザベスは複雑な思いにとらわれていた。
そんな中、突如ホワイトハウスがスーダンへの制裁解除に向けて動きだしたことに国務省スタッフは不審を抱き、スーダン担当特使のピーターは特に強く反発する。
パイパーとの交際に疲れて彼女を避けていたジェイソンに、ヘンリーは直接会って話し合うよう諭す。 -
第17話 第2段階の交渉(Phase Two)
イランとの核合意が第2段階の交渉に入ったタイミングでサウジアラビアで爆破テロが発生し、米国人の犠牲者が出てしまう。モレホン議員は経済制裁の解除によってテロ組織に資金が流れたと主張し、イランとの交渉をつぶす法案を提出。
エリザベスは犠牲者遺族に訴えられるが、マイクBは彼らを操っている黒幕がいるとにらむ。
国防大学に軍事倫理学部が新設されることになり、発案者のヘンリーに暫定学部長就任の話が舞い込む。
-
第18話 信用できない友(The Friendship Game)
再選をかけた選挙に苦戦中のホンジュラス大統領が米国との安全保障協定の署名式に参加。だが式典の最中に支援活動家のグループがギャングに拉致されるという事件が起きる。
米国への依存を批判されている大統領はFBIの協力を拒むが、隠密捜査によって意外な事実が判明する。
友人が欲しいエリザベスとヘンリーはパイパーの両親と会食し、マットは母親のセッティングでパキスタン系の女性とお見合いデートをする。 -
第19話 薄氷上の交渉(Thin Ice)
北極圏の領有権問題と気候変動対策に関する協議がモントリオールで行われるが、参加国の勝手な言い分にエリザベスは閉口する。
ジェイソンとパイパーは学校新聞の取材のためにエリザベスの旅に同行し、環境保護活動家にインタビューしようとする。
ヘンリーはレポートを盗作した学生への対応に頭を悩ませる。再生可能エネルギーをテーマにした万博の準備に追われるブレイクは、天然ガスを推進するスポンサーに反発する。 -
第20話 密着取材(The Things We Get to Say)
密着取材のためエリザベスと行動を共にすることになった記者のニール・シンは、これまでの政策やその影響について厳しい質問をぶつける。
ギャングが幅を利かせるホンジュラスからの難民が押し寄せてメキシコの収容施設がパンク。エリザベスは子供たちを一時的に保護すべく動くが、思惑を抱くモレホン議員の駆け引きに巻き込まれる。
ニール・シンの元に、エリザベスの暴露本を書かないかというオファーが持ちかけられる。 -
第21話 外交儀礼(Protocol)
テロリストがイラク北部のダムを占拠し、爆破予告をする。洪水で数百万人の死者が出るのを防ぎたいエリザベスはトルコに協力を求めるが、米国に悪感情を持つコズル大統領はムチャな交換条件を突きつける。
健康状態が悪いラッセルはストレス軽減のためのリラックス法を探すようスティーヴィに命じる。
キャリアアップを目指すブレイクはエリザベスの計らいにより、晩餐会の準備をする儀典局の仕事を手伝うことになる。 -
第22話 エリザベスの決意(Night Watch)
政権メンバーがそれぞれの休日を楽しんでいた週末、米国に向けて核ミサイルが発射されたとの報告がもたらされる。
ダルトン大統領は国防長官のゴードンと安全保障担当補佐官のエレンの助言を受けて同等の反撃を行うことを決断するが、エリザベスは50年前から見直されていない米国の核政策に疑問を抱き、その危うさを指摘する。
ブレイクは政策顧問のキャットを手伝い能力を発揮。マットはジェイのある特権について問いただす。